枚方市医師会について

医師会会長よりご挨拶

枚方市医師会のホームページにようこそ!

枚方市は、大阪府の北東、京都府、奈良県に境を接し、古くは日本書紀などに中継河港としての記載がある交通の要衝です。現在は京阪電鉄本線、交野線、JR学研都市線、国道1号線が新旧3線、第2京阪高速道路、京奈和自動車道などが通り、新名神高速道路と北陸新幹線の開通も控えています。

その利便性もあり1947年に人口4万人で大阪府内12番目の市となったのが現在40.04万人の大阪府有数のベッドタウン、2014年には全国43市目(大阪府では4番目)の中核都市と発展してきています。

枚方市医師会は現在271の医療機関と481人の会員のいる大阪府でも有数の医師会で、関西医科大学附属病院、市立ひらかた病院、星ヶ丘医療センター、枚方公済病院という4つの基幹病院、17の救急告示病院を含めた24の病院と各地域247の診療所から構成されます。これらが連携することにより安定して充足した医療提供体制が整っています。救急搬送事例のほとんどが枚方市内で転帰され、365日切れ目のない小児医療を市民の方々に提供でき、安心できる子育て環境があるなどはその一例です。

また枚方市医師会外に大阪府精神医療センター、医学、歯科学、薬学、看護学を学ぶ大学、専門学校や研究機関を揃え、行政も交えお互いが密接に連携し、健康医療都市枚方として北河内医療の中心となっています。

一般社団法人として枚方市医師会は市民の皆様の健康、医療、福祉のため多くの事業に取り組んでいます。市民の皆様には、市民公開講座、広報ひらかたへの健康メモの掲載、枚方健康・医療・福祉フェスティバルを通じ医療情報の開示、講演、相談を行い、かかりつけ医の役割が重要になるため、かかりつけ医マップを発行し、その中に在宅医療、各種健診、検診、予防接種などの情報を細かく掲載しています。

枚方市医師会館内に「枚方休日急病診療所」を開設し、土曜日夜間、日曜日、年末年始、ゴールデンウィークの昼間の内科・小児科の診療にあたり、先述のように北河内こども夜間救急センターと市立ひらかた病院を中心とした基幹病院小児科と連携して365日24時間切れ目のない小児医療が提供できるようにしています。

また、災害時対応のためマニュアルなどを作り、医薬品や医療機器を備蓄し、連絡手段としてMCA無線を設置し、万一に備え歯科医師会、薬剤師会、枚方市と訓練をかさねています。

枚方市医師会会館は、災害対応、救急への利便性、諸機関との連携強化をめざして現在地から禁野本町に2021年夏に移転予定です。

このホームページは1996年(平成8年)に開設しましたが、今後とも市民の皆様に活用していただけるよう工夫して参ります。

今後とも枚方市医師会の活動に御支援・御理解をお願いいたします。

枚方市医師会会長 渡邉一男

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