かかりつけ医の持ち方
枚方市医師会が考える「かかりつけ医」
患者さんの身近にあり、いつでも病気の相談を受け、そして丁寧に正確に病状を説明し、また必要なときにはふさわしい医療機関を紹介するなどの役割を担っています。
「かかりつけ医」を持つことは、その医師と長年にわたる信頼関係を培うことであり、いざという時に的確な診察と円滑な治療が期待できます。まずは身近で「かかりつけ医」を持ちましょう。
かかりつけ医とは
患者さんやご家族が、身近で気軽に日常的な治療及び健康管理について相談できるお医者さんです。
かかりつけ医の役割とメリット
日常生活に密着した診療を行い、患者さんの初期医療を行います。
日頃から診察してもらっていて病歴や体質をよく知っているので、スムーズに相談や治療ができます。
高度な診療、検査等が必要と判断した場合は紹介状(診療情報提供書)を作成してくれます。
かかりつけ医の診療情報書を持参して診療すると、スムーズに専門医や病院を受診することができます。
かかりつけ医の選ぶポイント
- 職場や家の近くである。
- 患者の話をしっかり聞いてくれて、気軽に相談しやすい。
- 病気・治療・薬などについてわかりやすく説明してくれる。
- 必要に応じて適切な専門医や病院を紹介してくれる。
介護保険とかかりつけ医
介護保険は保険料を納めて40歳以上で介護が必要になったときに利用できるサービスです。
医師の指示が必要なこともあります。
かかりつけ医は介護が必要になったときも病気の診察や日常生活のアドバイスなどをしてくれます。
かかりつけ医は、介護サービスを利用するための「要介護・要支援の認定」に重要な役割をはたす書類(主治医意見書)の作成をしています。