健康メモ~広報ひらかた

2018年11月号~慢性腎臓病

慢性腎臓病とは、糖尿病や高血圧などのさまざまな要因により、腎臓の働きが慢性的に低下している、または、たんぱく尿が出るなどの異常が3カ月以上続いている状態です。慢性腎臓病になると心筋梗塞や脳卒中など心血管病を発症するリスクが高くなり、進行すると透析が必要になることもあります。初期には自覚症状がほとんどなく知らないうちに病期が進行してしまうこともありますので、早期発見が大切です。健診の結果で尿蛋白や腎.臓の機能を表す推算GFR値のご確認を。

2018年09月号~肝硬変

肝硬変とは文字通り肝臓の組織が硬くなる病気です。B型やC型肝炎ウイルス感染やアルコール肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎などによって肝臓の炎症が生じ、組織の修復の過程で線維が増加し肝臓全体が硬くなってしまう病気です。進行すると肝臓が岩のようにゴツゴツした形になり固くなってしまいます。結果、血液の行き場がなくなり食道に静脈瘤ができたり、肝臓の機能そのものが悪くなり黄疸なども起こします。肝臓の炎症が持続することで慢性肝炎から肝硬変に移行するため特定健診などの機会に肝炎の有無を知ることが大切です。

2018年07月号~バセドウ病

甲状腺ホルモンが体内に過剰にある状態を甲状腺機能亢進症といいます。その原因はさまざまですが最もよくあるのはバセドウ病です。女性に多く、TSHレセプター抗体という自己免疫が甲状腺を刺激するために甲状腺ホルモンの合成が高まる病気で、発汗の過多や手の震え、動悸などが代表的な症状ですが、他に首の腫れや「しっかりと食事をとっているのに痩せてしまう」といった症状がみられることもあるので、気になる場合は診察を受けてみましょう。

2018年05月号~睡眠相後退症候群

明るくなると目が覚め、暗くなると眠くなるのは、人の睡眠リズムが体温や血圧などの身体リズムと共に約24時間周期になっており、目から入る光に同調しているためです。しかし時折、睡眠リズムが光に同調せず固有のリズムをとり続けることがあります。特に極端な夜型リズムが持続する場合は社会生活上も大きな支障が出ます。これが単なる夜更かしとは異なる「睡眠相後退症候群」と呼ばれる病気で、治療対象になりますので、心療内科などに相談してみてください。

2018年03月号~突発性難聴

突発性難聴は内耳という耳の奥にある神経に障害が生じ、突然発生する難聴が特徴の病気です。耳鳴り・めまい・吐き気・嘔吐をともなう場合もあります。原因は不明で、治療は一般的には副腎皮質ステロイド薬、循環改善薬、ビタミン剤等の投与を行います。通常、片耳に発生することが多く、発症後の早期治療が必要で、遅くても2週間以内に治療を開始することが望ましいです。突発性難聴が疑われたら、すぐに耳鼻咽喉科を受診し、診断・治療することが重要です。

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